9月のお知らせ飛ばしました。
雨と晴れのコントラスト…がいつの間にかぱたりと止んでどこまで続くのか分からない暑さの中乾いた畑に、とうとう、それまでなりを潜めていた虫が襲ってきました。
暑くとも何とか勢いで飛ばしていた畑、そういえば虫は少なかったのです。
豆の葉に付いた卵塊を見て、あら?と思ったのが始まり。それからは毎日虫の卵穫り、見逃して孵ってしまった幼虫穫りです。
ハスモンヨトウという夜盗虫の仲間が関東周辺で大発生したらしく、こちらの畑にもしっかり出没(来なくていいのに)。
こいつらの幼虫は非常に小さいくせに活動的で、孵るとすぐにばらけて風に乗ったりしながら広がっていきます。キャベツや葉物など目の細かいネットでトンネルしているのですが、その目をくぐり抜けて苗に到達してしまいます。
さて、そこでしっかりかけたトンネルを開けては潜って虫探し虫穫り。トンネルにはいっていないものの間を縫っては虫探し卵探し…
一番最初のカリフラワーブロッコリーは小さいうちに虫が入ってしまったので泣く泣く全部諦めました。ただでさえ暑さで育成が遅れた可愛い苗になんてことしてくれるんだー、と言ってみても虫には通じません。ただやっつけるのみ。
そこへ追い討ちをかけたのがカラスで、大根が芽が出る側から引っこ抜くので、とうとう今までかけたことの無いネットを掛けることに。カラスの遊びも続いて、レタスは定植して被覆資材で覆っていたものを資材をびりびりに破いて苗を抜きちぎるという頑張りよう(そんなとこで頑張らないで他所行ってください)でした。
午前中に定植して昼過ぎに畑へ行ったらレタスの惨殺死体が……
というわけで9月に入ってからは、毎日が戦いのようでした。
気温も少しずつではありますが下がってきて、虫もやっと減り(大きいのが隠れているかも知れませんが)何とかキャベツも巻いています。