…でした。
もう既に8月末になっています。
梅雨の間に、畑にやってくる動物や虫たちのことを書こうと思っていながら、雨と晴れのコントラストがはっきりしていて仕事が捗る、その上暑い……という状態にかまけていました。まだまだ夏は終わる気配がありません。いえ、風はちょっと秋の気配、雲も秋の雲が出始め、トンボも沢山飛び始めていますが、お日様だけはじりじり強い。相変わらずのお天気との競争に、そろそろ人間がくたびれています。
でも、文句を言ってるヒマなど無く、秋冬野菜の種蒔き定植が次々と待っています。
何とか気を保って、頑張らなくては。
その内遡及お知らせでも………
今年の季節の動きについて行けない、、などとは言わない事にして,季節と追いかけっこをしています。
春はしっかりやってこないまま夏のような日が続き,湿度も少なくからからに乾いた砂漠のような畑にやっとお湿りが来ました。
乾き過ぎは困るのですが、この時期ジャガイモ掘りや玉ねぎ吊りがあるので水やりも大変だーと言いつつもお天気を最大に活用して,せっせと芋掘り、玉ねぎ整理にせいを出しました。まだまだあるのですが、、、
夏の果菜は,いつもトマトが一番で、ピーマン、ナスの順に穫れ出すのがここ数年。
でも今年はやはり、順などめちゃくちゃです。カボチャも雌花が先に咲いてしまい,雄花が無かったり。
でも,春が無かったのに夏は来るんですね。来て良かった,これで夏も無かったら大変。(あ,まだ梅雨がしっかりしてくれないと!)
連休から夏のようです。
それでもまだ、朝には霜が降りる寸前ほどにまで気温が下がる日もあって、気が抜けません。(暑くても何でも気は抜けないのですが)
野菜の回転は速く、こんなにめまぐるしいことも無かったと思います。
キャベツもブロコリもカリフラワーも次から次へ、アスパラはぐずぐずしていたかと思うと急に育つ、キヌサヤはあっという間に実になり、ズッキーニもセロリももう取れ始めるという大忙し。葉物は大きくなるとすぐにとう立ちたがるので片付けては次へ移ります。
未だにぐずぐずしているのは人参とキュウリ。でも定植がすんだばかりのトマトもしっかり花が咲いてもう実が育っています。
急に急がれてもー。
タイトル通り季節が分からなくなってしまいそうな気温差が続いています。
少しずつ少しずつ暖かくなっているのですが、まだ明日も霜注意報。その後は夏のような陽気になりそうで、、、
繰り返しやってくる雪と強い霜に痛めつけられ、急にぐんと上がる気温にさらされ、野菜たちは傷んだり遅れたり、かと思うと大急ぎで大きくなったり。
「君たちやる気はあるのかい?」
「えー、朝は寒くてぶるぶるなのにひるまはあつすぎてだらだらですー。でもがんばってます。」
アスパラガスはやっと少し顔をのぞかせ始めたばかり、エンドウたちはつぼみが増えるばかりで花を開いてもいません(!!!)
ふう(タメイキ)。
それでも、ハウスのトマトを皮切りに果菜の定植シーズンです。
お天気は落ち着いてくれるのか知らん?
今年はとても雪が多いのです。
暖冬に、春が近くなって重い雪が降るのは珍しくありませんが、一日の気温差が20℃もあるような中追い討ちをかけるような雪でした。あいにく次の日は日も出ず冷えたまま…というおまけ付き。
ハウスに積もった雪のも重みで屋根を潰されたことがあるので、そちらはパイプを補強に入れて雪には強くしてあります。(でも風が強く吹いた時に補強パイプが曲がってしまったのはショックでしたが)外のトンネルには補強はありませんが、越冬用には支柱を新しいものにして対処したつもりでした。今回は、、、
みんなぺしゃんこ、支柱はぼきぼき、でした。
中の苗も、葉が折れたもの、傷んでしまったもの続出。
これは後々尾を引きそうで恐ろしいです。
でも、野菜はちゃんと春を感じているようで、葉物はどんどん《とう》をもたげ、菜の花の季節到来です。
ここだけ春でもしょうがないのですが………