暑いのでさっぱりしたものが食べたい。野菜たっぷりで、でもちょっと目先を変えて、と何年も前から野菜が揃っているときにいろいろ作ろうと思っていながら、なかなか一通りは出来なかったお寿司です。

◯すし飯を握って海苔で巻き軍艦型にしたところへ、それぞれ味を付けた野菜を乗せただけなのです。

◯ナス　焼きナスにして冷水に取り、皮をむいて水気を切ってショウガ醤油へ漬ける。
◯ミニトマト　薄切りにして軽く塩をしておく。
◯枝豆　塩ゆでして皮をむき、さやから出しておく。
◯オクラ　焼きオクラにして小口に切り、レモン醤油に漬けておく。
◯ししとう　焼きししとうにして小口に切り醤油に漬けておく。
◯きゅうり　千切りにして軽く塩をし、しんなりしたら塩昆布と混ぜておく。

ただこれだけなんですが、さっぱり食べられます。（手間がかかるかも知れませんが）

トウモロコシや茗荷、インゲンやお芋、カボチャも、、、といろいろ何でも出来そうです。

☆随分昔に伊丹十三さんのご本で読んだレシピです。どの著作だったか憶えていないし、作り方も、本にあった通りなのか変わってしまったのかよくわかりません。

◯材料　３人前
トマト　よく熟れたもの　３個
ツナの缶詰　　１缶
ニンニク　　　１片
パスタ　スパゲティー細めが合いそうですがお好みの太さでどうぞ　一人100g前後

◯パスタを茹でます。
茹でている間に、ニンニクを刻み、トマトは小口切りに。
伊丹さんのレシピでは、確かトマトはそのままちぎって投げ込めば良い、ぐらいに書いてあったような気がします。皮は剥いた方がきれいですが剥かなくても。

◯パスタが茹で上がったら、深めのフライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクを入れて香りを出したところへトマトを入れ、さっと火を通します。外側が少しとろりとするくらいのところで火を止め、パスタを入れ、ツナ缶を開け入れて塩こしょうで味付け。塩味をしっかりつけた方が美味しいです。（ツナの塩味もありますが）

これで出来上がり。簡単です。

◯材料　２人前くらい

鶏肉　胸でも腿でも骨付きでも　２００gくらい　ぶつ切りにして
トマト　熟れたもの　１個
玉ねぎ　１個　　　ざく切りで
ピーマン２〜３個　４つから８つに割って
ニンニク　一片

◯深めのフライパンに油を熱し、ニンニクを入れて香りを出したところへ鶏肉を入れ、周りをさっと焼きます。
◯そこへ玉ねぎ、ピーマンを入れ混ぜながら炒め、トマトをざく切りで（皮を剥いた方がきれいに仕上がりますが）入れ、軽く塩をして蓋をし、弱火で蒸すように煮ます。
☆野菜から水分が出るので、最初は弱火で、水分が少ないようなら少し水を足して、水分が出てきたら中火でコトコト煮、火が通ったら塩こしょう、ハーブソルトなどで味を整えて出来上がり。

夏野菜が色々とおいしくなってきました。
きれいなナスを見ると、やはりそのまま素揚げにしたものが一番美しいと思い、せっせと揚げてしまいます。
ナス、ピーマン、インゲン、ジャガイモ，オクラなど油と相性が良い野菜なら何でも使えます。
後はお出汁を用意して。
◯今回は
　ナス、ピーマン、インゲン
　ナスは洗って良く水気を拭き取り、縦に四つ割に。
　ピーマンは洗って水気を拭き取ったら縦二つに割って種を抜いておきます。
　インゲンは洗って筋を取り、大きいものは斜めに二つ三つに切っておきます。

揚げ油を用意して、水気の少ないものから順に、じっくり、温度が上がりすぎず下がりすぎないように気をつけながら素揚げに。それぞれ油を良く切っておきます。

バットやボウルなどにお出汁を用意し（しっかり鰹節や煮干しでとっても良いし、市販の麺つゆなどでも）、揚げた野菜を漬けて、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やします。
きりりと冷えて味がしみたら出来上がり。
おろし生姜やシソをたっぷり添え、そうめんで。
野菜からしっかり甘みが出るのでお出汁はあまり甘くない方が美味しいようです。
また、この甘みは、そうめんだけでなくもう少し太い麺にも合いそうです。
もちろん御飯のおかずにもどうぞ。

きゅうりの季節ですので、きゅうりのお料理二つ

◯きゅうりの南蛮風炒め物

きゅうり　３本
ニンニク　一片　薄切りに
鷹の爪　　半本くらい　細かく
酢　　　　大さじ３
しょうゆ　大さじ２

☆きゅうりは一本を三等分し、それを縦に四つ割にします。
　フライパンを熱し、ごま油を回し入れたところへニンニクを入れて香りを出し、唐辛子も入れ
　きゅうりを入れ炒めます。
　きゅうりが翡翠色になるくらいまで中火でゆっくりと炒め、いい色になったら醤油をジャーッと回
　し入れよく混ぜ合わせ、お酢を入れて火を止めて出来上がり。

作りたても美味しいですが、半日ほど冷蔵庫で冷やし味が馴染んだものもまた格別です。

◯きゅうりの昆布漬け

きゅうり
刻み昆布か塩昆布
（塩気の無い刻み昆布を使う時は塩も）

☆きゅうりは小口切りか千切りにし、塩気の無い刻み昆布を使う場合は軽く塩をして刻み昆布を混
　ぜます。ちょっと置いて出来上がり。
　小口切りの場合は少し時間をおいた方がいいですが、千切りの場合は昆布が水分を吸って戻り馴
　染んだら大丈夫です。
　また、千切りの場合はきゅうりから水分が出やすい分早めに食べた方が味が抜けません。

　塩昆布を使う場合，先に塩をしておく必要は有りません。ただ混ぜるだけ。